2017

05.12

読んだ本

最近ミステリばっかり読んでたから、久々にファンタジーあさったらすごい面白かった…
他にも読んだけど、今回はとりあえずファンタジーだけ

魔物のためのニューヨーク案内」ムア・ラファティ
解説でも紹介してますが、同じように魔法の世界の住人が経営している会社に就職してしまう、ニューヨークのOLが主人公の(株)魔法製作所シリーズ好きな人にはオススメ~~
ただしこっちは魔物なので、主人公はけっこうひどい目に遭います(笑)。
地方の仕事を辞めてニューヨークに帰って来たゾーイは、仕事のノウハウを売り込んで、ある会社でガイドブックを作ることになる。しかしそのガイドブックとは、魔物がターゲット層の商品だったのだ…という話。
とにかく同僚も取材先も魔物魔物!なのでゾーイは立場的には餌なのだ…なので、なんとか自分の身を守ったり、ヒエッとなる食事風景を見てしまったり、いろいろとヘビーなんだけど根性あるアラサー女な感じが面白い。

魔導の系譜」佐藤さくら
魔導の福音」同上
魔導士というものの地位が低い世界の話。系譜の方は魔導士が虐げられている国ラバルタの話で、福音の方は魔導が禁忌とされ、魔導士は魔物棲みとして処分されてしまう国エルミーヌの話です。
読みごたえは系譜の方がある感じ。天賦の才を持ちながら、魔力が低いために三流の名に甘んじているレオンが、自ら開いている私塾で、桁違いの魔力を有する少年ゼクスを預かることで運命が動いていく。師と弟子の愛憎渦巻く物語なんだけど、魂で結ばれてる感じが深くて泣ける。けっこう絆深めなので、ブロマンスっぽい感じがあります。
シリーズ全体では、魔導士という存在がどうしてこんなにも酷い扱いをされるのか…ということを考えていくような話かな~
日本のファンタジーってライトなものが多め(ラノベとか児童書とか)なイメージありますが、新人でけっこうがっつり書ける人出てきたなあって感じします。

血と霧」(全二巻)多崎礼
「夢の上」の多崎さんです。この人の話、わりと重いイメージがあって、鬱耐性ないと読むのしんどいかも。鬱々としてるわけじゃないんですが、ビターでちょっと喪失感がある作風なんですよね。
かといってひたすら血生臭く殺伐としてるわけでもなくて、キャラ描写も巧いし感動するところもあったりするんだけど、こう…手放しハッピーにはなり得ないというか…(ダメージ)
血そのものに価値があり、その濃度や能力によって階級が定められている国の話。探し物業を営むロイスは少年ルークの探索を頼まれたことを機に、国家間の政治的取引や王家の裏事情等を知ってしまい巻き込まれていくが、実はロイス本人にも重大な過去があり、その件についても暴かれていく…というストーリー。わりとバックに壮大な設定があるのですが、そっちには触れられずに終わってしまうので、設定のわりには巻数相応の話しか語られません。
主人公がわりといい歳の男で、仲間もいいキャラが揃ってて、ちょっとハードボイルドっぽい雰囲気がするスチームパンクっぽい話です。
情報量が多いので、頭の中で整理できるまでちょっと序盤混乱するかも。
お堅い印象が強いのですが、運命の女性グローリアと出会うシーンはめっちゃ可愛かった…(グローリアが)

紐結びの魔道師」乾石智子
前に出た短編集(オーリエラントの魔道師たち)の文庫版だと思ってスルーしてたら、再録は表題作のみ、あとは書きおろしのシリーズ短編集だと知って、慌てて買いました。
乾石さんの作品にしては、ライトでコミカルで楽しくて読みやすいです。エンス…はーかっこいい…乾石さんのキャラで一番好き。脳筋に見せかけて頭がまわるタイプとかめちゃくちゃ好みです。
紐を結ぶことによって使う魔法の話。ちょっと年代が飛んだり、魔道師は何百年も生きるので、そのあたりの話があったり。
巻末にシリーズの年表が載ってるので、年代順に読み直してみようかな~

以下ラノベ
ヒュプノスゲーム」鰤/牙
イラストがAKIRAさんで興味持って、おっさん&女子高生のエクソシスト物?何々…と思ったら、VRカネの人じゃないか…!
VRカネはなろうの方で読んだのですが、チート主人公の少年向けかと思いきや、ヒロインのターンはあれ、これ少女向けだった…?って思うほど心情がよく描かれていて&成長ものでめちゃくちゃ良かった…
ヒュプノスゲームは夢魔と、それと戦うエクソシストの現代ファンタジーです。AKIRAさんの描く女の子めちゃめちゃ可愛いんですけど…あとおっさんかっこいい
エクソシストは夢魔と同じステージで戦うために、自らも夢魔を住み着かせてそれを使役します。主人公の凌ノ井は優秀なエクソシストのおっさんで、ヒロインは夢魔に憑かれた被害者の女子高生・綾見。ヒロインが、ぼーっとしたタイプの子なんだけど根性あって可愛い。
ラストにかけて不穏な情報がどんどん出てくるな…?と思ったら、すごい衝撃的な展開で終わって次回に続くだった(笑)。続刊楽しみ~

サラファーンの星と風の名前も買ってあるんだけど、もうちょっと待ったら完結?一区切り?付くみたいなので、それから読もうかな…

読書三昧:  トラックバック(-)  コメント(0) 

    2017

05.04

変な読書

本は、ながら時間によく読みます
TV見ながら、ゲームの起動を待ちながら、ブラウザゲーしながら、電車に乗りながら…
(電車はわりと立ったままでも読む)
しかも5冊ぐらい同時進行していて気分で読み分けるので、
わりと自分でもわけがわからない
またちょっと面白い本があったので、そのうち感想をまとめる…

未分類:  トラックバック(-)  コメント(0) 

    2017

04.28

今季アニメ

有頂天家族の続編やってるけど、相変わらず面白い…
背景も良いし、今回新キャラも次々出てきて、話がどこに転がるかわからない緊張感と面白さがある。
天満屋が漂泊の身の上って言ってたのってあれ、奥の細道だよね?
会話が相変わらずしゃれてるな~~
原作は視聴終わるまで我慢しよ…

進撃の巨人も見てます。
前期と間が空いたから見るモチベ下がったかな~と思ったけど、ますます展開が読めなくて面白いよ!
映像的な意味でも迫力あって面白いな~
巨人のデザインが滑稽なのも、おかしみがあると同時に不気味で得体のしれない怖さがある。
ただ残酷な人死にが続くからしんどいぜ…好きなキャラはアルミンかな?(死なないで)
噂によると原作でもまだまだ明かされていない謎があるみたいなので、今期でどこまで新事実がわかるのか気になります。

※追記
あ、あとヒロアカも見てます!
みんなの個性(能力)も面白いけど、どういう戦法をとるかっていう戦略の部分が面白い。
あと女の子がみんなかわいい…EDが可愛すぎて最高。
OPが米津さんなのもやったやったー

有頂天家族、お母さんがお祖母ちゃんに会いに行った時の声が、優しくて優しくて泣けてしまった…
前期で矢二郎に電話した時の声も優しくて優しくて泣いた…
二代目は自分本位で短気だけど、終始話し方や物腰が紳士的なのが好き~礼を尽くすと礼を返すところとか。
弁天様はめちゃくちゃな人だな~と思うけど、確かに話が転がる要に居るから面白い。
弁天様VS二代目にヒエッってなった(笑)。最初は天満屋がやばい怖いと思ってたのに雑魚化が早い(笑)

アニメとかドラマ:  トラックバック(-)  コメント(0) 

    2017

04.23

ヴァルプルガの詩 プレイ感想

ヴァルプルガの詩(vita版)
女性向け恋愛ゲーム。恋戦記のスズケンさん&トムさんコンビだというのと、パッケイラストに一目ぼれしたのでプレイプレイ
今回あまり自分の好みじゃなかったかもしれない…(のであまり良い感想じゃなくてごめんなさい)
コンプしました。

・ストーリー
主人公・詩生の住む町には、この世ならざるものが局地的に集まる禍という現象が、昔から発生していた。詩生の学校に転校生がやって来たことを機に、その禍の発生頻度は高まり、影響を受けた人々が病に倒れていく。
そんな中、詩生は吸血鬼や人狼の餌として狙われ、彼らの争いに巻き込まれていくことになる。

・雰囲気とか
全体的に、没入感は薄かったかな…と。
序盤は学園ものっぽいのですが、途中から完全にファンタジーになります。町はずれの訳ありな洋館や、その地に古くから住む血族、得体のしれない風土病など、閉鎖的で重苦しい雰囲気を出す材料は揃ってるのですが、主人公が受け入れてしまう感覚に付いていけない。ファンタジー展開すぎてプレイヤーが置いてけぼりになるところで、主人公がリアルとして受け入れるところにプレイヤーとの乖離があるかな。
例えば、前時代的な田舎の風習が残っている印象が強い舞台なら、怪異もリアルとして受け入れられる。しかし、この作品ではキャラや背景のデザインが都会的すぎるので、プレイヤーの意識が綺麗にスライドしていかないんですね。どちらかといえばゴシック的なおしゃれなデザインなので、これは舞台を洋風ファンタジーにしてしまった方が受け入れやすかったかな。

・ルートとか主人公とか
共通ルートが長いので、ちょっと息切れします。
山あり谷ありでぐいぐい引っ張っていくというよりは、設定が多すぎるのか説明的な部分が多くみられるので、その辺も疲れてしまうかな。小説だと地の文でさらっと説明するようなところがそれぞれ会話シーンになってるんですね。
攻略キャラが4人なので、メインキャラが少なくて一部のキャラだけでストーリーをまわしているような印象があります。風土病の広がりのせいで町の人々が次々避難していって、主人公と吸血鬼と人狼しか町に残らないような感じになっちゃうんだよね。
また主人公も自己主張が薄くて大人しいキャラなので、感情が見えなくて感情移入しにくい。無理やりキスされたり押し倒されたりの展開が多いのですが、主人公が怒ったりときめいたりではなく、なんとなく嫌だなと思ってる程度なのが多いので、感情が把握しにくいかなと。

前述のとおり、キスとか押し倒し展開が多めで、リップ音とかエンディングとか考えると、ちょっと微エロっぽい感じの作品かな~
CEROはCになってます。
主人公が、自己主張は薄めですが愛されキャラっぽいのでその辺も好き嫌い分かれるかなと。
役割的な理由もありますがみんなから姫と呼ばれていて、思いを寄せてくる人が複数いて、料理が得意で、サブストーリー等でモテキャラだと言われる…そんなキャラ。

・攻略キャラとか
声優さんは最近の人の中で気になっている人がそろっていたので、楽しくプレイできました!
◇転校生(cv/柿原徹也さん)吸血鬼
◇トラ(cv/小野友樹さん)双子の人狼
◇リュウ(cv/小野賢勝さん)双子の人狼
◇蘇芳(cv/平川大輔さん)兄
攻略キャラは上記の4人です。転校生は本名がルートまでぼかされてるので明かされてません。
転校生ルートとトラルートは主人公が乙女っぽくときめく感じがわかりやすかったです。
幼い頃の主人公と出会っていて…という特別感は、転校生限定かと思っていたら、実は全キャラそういう関係があって…?みたいな感じだったので、特別感がみんな無くなってしまった…
女の子の友人キャラはめちゃ可愛かった(笑)

・イラストとか
なんか否定意見ばかり出してしまってますが、全体的な雰囲気は綺麗な感じです。
絵はすごく綺麗でした!特におまけ要素の壁紙の絵が、どれも溜息出るほど綺麗だ~
スチルの演出に、止め絵を少し動かすような効果が入っていて、雰囲気あって良かったです。
サブストーリーを読むとラフ画が見られるのですが、それもやわらかいタッチで良かった~

・システムとか
システムは選択肢スキップや巻き戻し機能等が充実していて、プレイしやすかったです。
プレイは選択肢のみなので楽ですが、好感度が確認できないのでエンディングコンプのためにはちょこちょこ調整が必要。
最後のサブストーリーを出すには既読率100%にしないといけないので、選択肢は巻き戻ししつつ全部見るのがおすすめです。また、トラ・リュウ両ルートには、両方のEDを見たあとじゃないと出ないEDがあります。

乙女ゲーム:  トラックバック(-)  コメント(0) 

    2017

04.16

自分の10冊

自分にとっての「10冊」を挙げるならどれだろう?と思ったのでちょっと書いてみる


・マツの木の王子
幼少期の愛読書。身分差・恋愛・逆境・人と人外・奉仕の精神・せつないラスト…といろいろ要素詰まってるよね! 物語に心動かされるのをすごく感じた。

・クレヨン王国のパトロール隊長
幼少期の愛読書。クレヨン王国シリーズで初めて読んだのがこれだったかと。少年が試練を乗り越えて強くなる。せつなさとか生きる力とか、いろいろ感じた。ここからシリーズにはまる。

・キッチン
(児童書以外の)小説を読むきっかけ、そして書くきっかけになった本。しばらく吉本ばななにはまった。人と人のつながり、自分の役割。平易な文体で、ぐいぐい心に沁みてくる。

・月の影影の海
十二国記第一作。児童書ではない、こんなに面白いトリップものを読んだことがなかった。落として上げるカタルシス展開と主人公の成長要素がたまらない。他の著書も読みあさり、それがきっかけでホラー物も読むようになった。

・ななつのこ
加納朋子にはまるきっかけ、短編連作ミステリにだだはまりするきっかけになった本。人の死なない優しいミステリというのがジャンル化されてるんだなあと知った。作者にはまったおかげで新刊が待ちきれずハードカバー購入デビューし、財布の紐が完全にブチ切れた本散財の戦犯になった本。

・裏庭
ハリーポッターをきっかけに児童書ブームが巻き起こっていたころ、とあるサイトの紹介で出会った本。梨木香歩にはまるきっかけになった。国内の児童書を読みあさるきっかけにもなったが、幻想と現実のはざまをこんなにも絶妙に描く人は他にいなかった。

・魔法使いはだれだ
クレストマンシーシリーズの一冊。ジョーンズにはまるきっかけ、海外ファンタジーにはまるきっかけになった本。たくさんの要素をちりばめ、それを意外な方向に奇麗にまとめ上げる魔法のような手腕にどきどきして、憧れる。

・復活の地
小川一水にはまるきっかけ、そしてSFを読むきっかけになった本。主人公が酷い目に遭って鼻っ柱叩き折られて成長する展開は元々好きでもあったけど、背中を預ける関係・信頼で繋がる関係っていうカップリングに目覚めた(おそらく元々好きだったけど、好きなカップリングの根底にこの要素があるということを自覚した)。

・騎士の息子
ファーシーアの一族シリーズ第一作。創元推理文庫の長編ファンタジーを買いあさる原因になった本、そして創元推理文庫の値段に躊躇しなくなった本。こんなに重くてつらくてずしんとくるのに麻薬のように読んでしまうシリーズは初めてだった。つらくて泣いて、読んで、泣いて、また繰り返し読む。運命の重さ、愛とエゴの表裏一体、とにかく心を揺さぶられる話だった。

・自負と偏見
英文学の授業でオースティン(ノーサンガー・アベイ)と出会い、レポートを書くために読んだ。文学作品・古典というものに苦手意識がなくなった本。高潔さとプラトニックに痺れた。その後オースティンにはまる。

読書三昧:  トラックバック(-)  コメント(0) 

    2017

04.16

読んだ本

ちょっとだけですが

嫌な女」桂望実
弁護士の徹子のところに、遠縁の夏子がやってくる。彼女はいつも自分が巻き込まれたトラブルをなんとかしてくれと来るのだが、相手はどう見ても夏子の詐欺の被害者だった。
この夏子が嫌な女で、主人公目線だとまたこいつか、と来るたびうんざりするんだけど、次は何をやらかしたんだ~と次第に気になってしまう女でもある。夏子のスタンスはずっと変わらないんだけど、主人公(と読者)の捉え方がちょっと変わるというのが面白い話です。
この作者、県庁の星とか、わりと読み口が軽いイメージがあったのですが、今作はけっこうがつんと読める感じでした。

本バスめぐりん。」大崎梢
書店・出版社系の作品が多い大崎さんですが、今回は移動図書館の話。
短編連作ですが、パズル系の謎とかではなく、どれもちゃんと移動図書館に絡めた話で面白かった。話によって別の巡回先に行くので、人間模様がまた変わるところも面白かったです!

以下まんが
金の国水の国」岩本ナオ
「町でうわさの天狗の子」の人です…!(そっちも面白かった)
ある敵対する両国が、友好のために国一番の美女と国一番の賢人を送り合う約束をする。しかし両国は互いに相手を出し抜こうとして…という話。
おとぎ話風なんだけどしっかり少女漫画で、ヒーローもヒロインも見た目はぱっとしない感じなんだけど誠実で芯があって知恵が回ってすごい良かった~~

ダンジョン飯 4」久井諒子
遂にドラゴンとあいまみえ、ファリンを救う第四巻。今回でいったん区切りはついたかな?ファリンおっとり系良い子っぽいので、この面子だと影が薄くなるのでは…?と思ったけど、さすがにライオスの妹だった(笑)。妙なズレっぷりがかわいいです。ライオスの兄さんっぷりにもぐっときた。
対ドラゴン戦なので今回けっこうシリアスだった。マルシルの魔術についてもシリアスな設定が絡んでるみたい。
シリアスで思い出したけど、久井さんが昔サイトで連載してた本格ファンタジーは書籍化しないのかな…?たしかあちこちの年代の話があったので、全体図が知りたい。

読書三昧:  トラックバック(-)  コメント(0) 

    2017

04.12

文更新

文/FT/短編
「未必の恋」(秘密の故意続編)更新。

久々ファンタジー書きました~
ジグはほしのひかりで書いた翠晶とタイプが似てるかもしれない。
普段は振り回されてて、ここぞというときに逆転するっていうやつ。

更新:  トラックバック(-)  コメント(0)