2010

07.24

ふたり探偵

読みました!

「ふたり探偵 寝台特急「カシオペア」の二重密室」黒田研二
なかなか面白かったです。
寝台特急カシオペアに乗っている主人公の頭の中に、事故に遭って重体中の恋人の意識が飛び込んできてしまう。彼は連続殺人鬼Jが同じ車中に潜んでいるという情報を持っており、二人(?)は犯行を阻止しようと行動を開始する、という話です。
やっぱり黒田節が光ってますね~
黒田さんの作品は、ウェディング・ドレスとペルソナ探偵と二階堂黎人さんとの共作とミステリアンソロに載ってる短編ぐらいしか読んだことないですが、意外なオチというのが巧い人だと思います。
ミステリ的な真相もそうだったのか!って感じで巧いと思うんですが、それ以外の軸で、実は!って展開が実に巧い。終盤あたりで、読者の頭の中にある設定上の前提をまるっとひっくり返されるんですよね。爽快感があっていいです。
叙述トリックといえば森博嗣さんが巧いですが、そういった、叙述トリックっぽい要素も入ってるかも。
この話はなぜか(この設定でなぜか!)続編もあるらしいので、機会があったら読んでみたいです。

ふたり探偵―寝台特急「カシオペア」の二重密室 (光文社文庫)ふたり探偵―寝台特急「カシオペア」の二重密室 (光文社文庫)
(2010/07/08)
黒田 研二

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