2010

07.17

トッカン!

読んだ本。


「トッカン 特別国税徴収官」高殿円

最近読んだ本の中で、いちばん燃えた&萌 え た … !
外で読むと危険。にやにやします。
根性だけが取り柄のどん臭い新米&嫌味で有能なエリート上司、新米→上司には「おまえなんか嫌いだ」オーラばりばり。なんという私の大好物…!!
読んでみるまでは、「県庁の星」みたいな、フィクションとリアリティの程よい融合、ちょっとした成長もの、ハートフル、少し真面目、な感じの話かな~と思っていたのですが、初っ端の展開から度肝を抜かれました。
冒頭にて暴走する謎のおばちゃん、頑張る主人公、笑える自己突っ込み、死神・悪代官・凶悪ハスキー犬etc.の名をほしいままにする特官の華麗なる登場、全力コメディ&主人公の愛らしさに、にやにやエピソード満載です。
脱税を突き止め真実を暴く手腕は、殺人事件や日常の謎だけがミステリじゃない、と思わされた池井戸潤さんの著書を読んだときのような爽快さがあります。

中盤から展開はシリアス色が濃くなり、主人公の内面に切り込んでいきます。主人公の抱える不安や心情は、読者にとってとても共感しやすいものになっています。感情移入しているからこそ、主人公が心を切りつけられたのは読者が切りつけられたのと同意であり、続く主人公の独白は「私のことだ!」と思わず読者が思ってしまうほど、深く内面に切り込んできます。
その、さんざっぱらへこまされたあとのリカバリー!主人公の頑張り!
ある種、熱血ものな展開ですが、それがまた、すごく良いです。
そんでもってその、いわゆるエピローグ部分がもう、萌えシーンてんこ盛りなんですが。思わず床ローリングごろごろしたくなるぐらいなんですが。
読後感の良さパネェ。

帯に書いてある書店員さんの声に全力で同意。
「鏡特官萌えぇぇ!」!!!

トッカン―特別国税徴収官―トッカン―特別国税徴収官―
(2010/06/24)
高殿 円

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なんかもう、すっごく好みだったので高殿さんのほかの著書あさってみたい…!

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