2017

01.29

読んだ本

久々のやつ
一年以上前に読んだやつとかもいろいろ混じってます


リンカーン・ライムシリーズ/ジェフリー・ディーバー
ボーン・コレクター」より始まる、犯罪捜査物のシリーズです。最新のスキン・コレクターまで読んだぞ!
がっつりボリュームで読むのに体力要るけど、作者がまたどんでん返しの作風が有名なので、今度はどう来るんだ~!?ってのが面白い。
主人公は元刑事のリンカーン。ある事件に巻き込まれて脊髄を損傷し、現在は四肢麻痺患者となっていますが、たびたび警察から協力を要請される安楽椅子探偵。
探偵ものというよりは、リアルタイムに事件が起こっていく&リンカーンの部屋が捜査本部みたいになるので、警察ものみたいなイメージの方が強いです。
主人公がめちゃくちゃアクが強くて嫌な奴(笑)だし、相棒の女刑事もまた個性が強い。その他捜査チームの面々も良いキャラしてて面白いです。ドラマっぽいというかけっこう映像的な作風かな。
何作目かにキャサリン・ダンスという人間嘘発見器な捜査官が出てくるんですが、彼女の話も独立してシリーズ化してて、そっちも面白いです。ダンスシリーズは人間関係がすごい複雑というか絶妙な感じが面白い。海外ものって恋愛展開はけっこう情熱的なイメージあったけど、これはめちゃくちゃ繊細です。

大尉の盟約」L・M・ビジョルド
ヴォルコシガンシリーズですが、シリーズ主人公のマイルズも結婚しちゃったしどうなるんだ?と思ってたら、今回は従兄弟のイワンが主役のいわゆるスピンオフです。
女の子を助けるために偽装結婚する!っていうベッタベタのシチュで来ました(笑)。
シリーズはキャラの魅力とか、知力でピンチを潜り抜けるっていう読み応えの部分も面白いけど、身分を隠してるけど実は貴族で親父がいわゆる大統領っていう中二心くすぐりまくりな設定入ってるのが好きです(笑)。

しのぶ梅 着物始末暦」中島要
時代物です。短編シリーズものなんですが、七巻まで一気読みしました…面白いんだわこれ。
主人公は着物の洗いや染み抜きをこなす着物の始末屋、余一。とはいえ、話ごとにけっこう視点人物が替わるので、メインキャラの一人と言った方がいいかもしれません。
人間関係のトラブルや悩みを、着物の始末をきっかけに解決へと導いていくパターンが基本となります。依頼者の出番は一度きりというわけでもなくて、その後の人間関係とかキャラ同士が繋がっていく感じが面白い。
余一自身の悩みや秘めた過去なんかも出てきて、わりとほのぼの人情ものというだけでもない。あと恋愛模様もいろいろあって面白い。
一つ一つの話はそんなにインパクト強くないんですが、何話も重ねて魅力が見えてくる作家さんかな~と思います。気になったので他の著書も探してしまった。

スティグマータ」近藤史恵
自転車ロードレースのサクリファイスシリーズです! 今回はチカの話に戻りまして、ツール・ド・フランスを走ります。ドーピングでレースからは姿を消していたかつての英雄が復活し、波乱を巻き起こす。
チカはその彼から相談事を受けてしまい、またも事件に巻き込まれていく。ほんと巻き込まれ体質だな~チカ(笑)。
スポーツ物なんだけど、よくある爽やか熱血系と違ってこのシリーズはわりとサスペンスというか不穏な展開があって面白い。

プリズンホテル」(全四巻)浅田次郎
実は浅田次郎って読んだことなくて初でした。
この作品はヤクザが経営している、任侠専門ホテルの話。キャラものどたばたコメディなので、頭空っぽにして読むと良いと思います。そして不意に差し込んでくる人情話がまたいい感じ。
個人的にどうしても主人公の小説家が好きになれなくて(家庭環境に問題があったためにDV男に育った)、そこだけうむむと思いながら読んでいたのですが、最終巻ではまんまと泣いてしまった…
さすがに少し古い作風だしアリエナイ展開ばかりなのですが、リアルを求めない人にはおすすめ。古き良き感あって面白いです。

賢女ひきいる魔法の旅は」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/アーシュラ・ジョーンズ
ジョーンズってまだ著書あったの…未完の絶筆なんですが、妹さんが引き継いで話を完結させています。違和感なくまとめていて、あえて言うなら本人だったら最後にもう一波乱話膨らませてたかもしれないな~ってぐらい。
戦争時に使われた障壁の魔法によって、島同士の行き来ができなくなってしまった世界。主人公のエイリーンは、その障壁を打ち壊して人質にされた王子を助けるための旅に出ることになります。
ある種の型があるというか、各島からお供を一人ずつ連れるとか、聖獣の加護を得ていくって感じがおとぎ話っぽくて面白かった。主人公も、力がないと思われていたけど実は…っていうある種の王道。

以下まんが
とんがり帽子のアトリエ 1」白浜鴎
ネットでちょっと読みましたが、世界観がわくわくするのと絵がすごく綺麗なので刊行楽しみにしてました~
ファンタジーで魔法使いの話。この世界では魔法は秘匿されているもので、限られた人しか魔法使いになれないし魔法を使う瞬間も見てはならないとされている。
少女ココは好奇心から禁忌の魔法に触れてしまい、その結果魔法使いの見習いになることになる。人間関係で衝突したり、悪の組織?に狙われたり、わりと明るいばかりではないところも面白い。
魔法が呪文でなくて陣なので、使い方のアレンジとかわくわくします!

BEASTARS 1」板垣巴留
動物たちの学園もので、すごく独特な雰囲気があります。
肉食獣と草食獣が通う学園で、ある日草食獣の生徒が殺されてしまう。犯人がわからないまま肉食獣が疑われ、双方の集団間に亀裂が入る。
学園物でもあり部活物でもあり、動物の本能について描かれてもあり、どういう方向にいくか読めなくて不思議な雰囲気。続きが気になる~

乱と灰色の世界 7」(完結)入江亜季
最終巻です。事件を機に、乱の子供時代は終わってしまったんだ、ってわかるのがすごい衝撃的だった。
自分のしたいこと優先で飛び回っていた乱が悲しみを乗り越えて成長して、その乱を支えるためにガキ大将だった日比も大人になるのがすごい良い…日比かっこよすぎる…
めちゃくちゃ大人びてしまった乱が、日比の前だと等身大の女の子に戻るのもまた可愛い。
ラストはハッピーに終わるんだけど、何度読んでも泣ける。身体が大きくなって好きなことができること、が大人になることだと思っていた乱が、大人になるとはどういうことなのかという問いに向き合って答えを出したのが尊い。

読書三昧:  トラックバック(-)  コメント(0) 

Next |  Back

comments

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可