2014

08.15

読んだ本

「大きな音が聞こえるか」坂木司
サーフィン乗りの少年・泳が、親戚のいる南米に行ってアマゾン川で起こる波に乗ろうと計画する。
ロードムービーっぽい感じ?と、序盤はあまりぴんとこなかったのですが、読み進めてみるといつもの成長ものっぽくてなかなか面白かったです。旅行費用を貯めるためのバイトを始めてからだんだん面白くなってくる。
世界に出て初めて、日本の親元で自分がどれほど守られていたかを知る、というくだりが良かったです。
大きな音が聞こえるか大きな音が聞こえるか
(2012/12/01)
坂木 司

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「上流階級 富久丸百貨店外商部」高殿円
バイトからのたたき上げで正社員になった静緒は、あろうことか百貨店の稼ぎ頭である外商部に配属されてしまう。カリスマ外商員葉鳥の弟子として、彼に認められるために奮闘するのだが…という話。
主人公はバツイチ女性なんですが、単に年齢的な理由での設定ではなく人格形成の理由を説明するためにバツイチの設定を持ってくるのでよく書かれていると思います。顧客の無茶振りをこなしたり、パイプを作ろうと奔走するさまが面白かったです。熱血物(?)好きな人におすすめ。
最初は嫌な奴で登場する同僚が、だんだんかわいく見えてくるのが良かった(笑)
上流階級 富久丸(ふくまる)百貨店外商部上流階級 富久丸(ふくまる)百貨店外商部
(2013/11/16)
高殿 円

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「オー!ファーザー」伊坂幸太郎
初期の作品っぽい(ゴールデンスランバー以前)と思ってたら、本になるのが遅かっただけで比較的初期に分類される作品みたいですね。初期のドタバタな作風が好きな人におすすめです。
主人公にはなぜか四人も父親がいて、それぞれ知的だったり女好きだったりタイプもバラバラ。でもみんな息子に構ってくるところが、主人公にとって面倒な部分だったりする(笑)
相変わらず、伏線の張り方というか情報を余さず使うやり方が巧いなあ~と思います。
勢いで読めて面白かったです。
オー!ファーザー (新潮文庫)オー!ファーザー (新潮文庫)
(2013/06/26)
伊坂 幸太郎

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まんが
「チキタ★GUGU」(全6巻)TONO
名前だけは知ってて、読みたいな~と思ってたのですが、今回新装版で出たので買いました。
相変わらず、絵と作風のギャップがすごい作者さんだなーと思います。
グーグー家の末裔チキタは、一家が人喰い妖ラー・ラム・デラルに殺されたとき、一人だけ生き残った子供だった。実はチキタは、人喰いにとって毒になる、非常に不味い人間だったのだ。しかしその不味い人間を百年飼育すれば非常に美味となるという話を聞き、ラーはチキタと暮らすことにする。
設定だけ見れば、人と妖がいつしか仲良くなるほのぼのファンタジーが期待できるのですが、やはりそうは問屋が卸さないというか… ほのぼのした絵柄で人の醜さやちょっとえぐい内容を書く作者さんというのはわかっていたのですが、3巻の展開がすごすぎてちょっとの間脳が理解を拒んだほどです。やはりこの人はすごいものを書く…
ラーが妖であるがゆえに人の死というものを理解できないというシーンは、可哀想とか呆れるとか以前になんかすごくやりきれないものを感じてしまった。ニッケルが自分の幸せを語ったシーンはすごい泣けたなあ。
チキタ★GUGU 1 (Nemuki+コミックス)チキタ★GUGU 1 (Nemuki+コミックス)
(2014/01/04)
TONO

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