2013

07.08

フォークスソウル プレイ感想

フォークスソウル

隠れた名作!
女主人公のゲームがふとやりたくなって買いました。ジャンルはアクションアドベンチャー。
クリアまで36時間。やり込みやったので、ストレートだったら20時間ぐらいだと思います。やり込みはさすがにちょっと飽きました(笑)(コスチュームコンプ・フォークスコンプ・強化コンプ・クエストコンプ※ただし本編のみでDLC、連動、通信には手を出してないのでフルコンプではないです)
いろいろと不利な条件が重なって知名度が低いみたい。PS3黎明期の作品、女主人公(実際はW主人公)、ゲームのコンセプトがわかりにくい(どういうゲームなのか説明しにくい)、リアル系のキャラ造形と雰囲気でなんだか薄暗そうな作品に見えてしまう、ってとこが受けなかった理由でしょうか。
実際にプレイすると、噛めば噛むほど味が出るスルメのような作品です。

・ストーリー
舞台はヨーロッパにある架空の村レムリック。死者に会えるという伝承が残る土地です。
幼い頃死に別れたはずの母から手紙を受け取り、母に会えることを期待してレムリック村にやってきたエレン。そして、謎の電話で村に呼ばれた記者のキーツが主人公。
二人は村で何が起こったのかを探るうちに、十七年前の村人の死亡事件に行きあたる。その謎を追うと同時に、エレンは自分の過去を深く知ることになる。
村にはあちこちに異界への入口があり、エレンとキーツは死者に会えるという異界に行くことができるようになる。そこでエレンは、異界に変化をもたらそうとしている人物と対立している妖精王に手助けすることになる。

七章までありますが、五章まではエレン編とキーツ編に分かれています。好きな順で進められますが、エレン編五章までやってからキーツ編にいくと真相編までおあずけ食らう気がします(笑)。私はエレン編→キーツ編を一章ずつ交互にやりました。
ステージが重複してるのと五章まであるので、ちょっとだるく感じる人はいるかもしれない。三章あたりで中だるみ、五章あたりでちょっと疲れてくる気もするけど、六章はほとんどイベント、七章は共通&中ボスはあまり大変じゃないのでそんなにしんどくないです。

・雰囲気とか
映像が綺麗で音楽もすごくいい。神秘的な雰囲気なのに、タイトルオープニングが思いっきりJROCKで吹いた(笑)。でもPVみたいでかっこいい。
異界は七つありますが、それぞれ幻想的で綺麗です。妖精界のモチーフはティル・ナ・ノーグだろうなあ。ファンタジーファンタジーしてるのかと思いきや、二つ目の異界・戦争界は兵士や兵器の世界だったりします。それら異界の妖精はフォークスと呼ばれ、主人公が使役することができます。
背景だけじゃなくもちろんモデリングも良くて、コートの裾とか、硬そうじゃなくてちゃんと奇麗になびくところがいい…! あとエレンちゃんがすごいやわらかそーで良いです(笑)
キャラデザ(絵柄)がリアル系じゃなくてもっとキャッチーだったら注目されたかなと思うんですが、この作品はそうじゃないからこそ良いと思う。神秘的な感じとどこか不気味さが漂ってるのが良い。フォークスのデザインももっとマスコットっぽく可愛くもできたと思いますが、不気味で可愛くないけど使ってるうちに愛着が湧いてくるというさじ加減が良い。

・システムとか
戦闘は、敵のフォークスを捕まえて自分の代わりに戦わせるシステムになっています。
フォークスを弱らせて、そのID(魂)を引っこ抜くことで使役できるようになります。□や○ボタンにフォークスを装備し、ボタンを押すとフォークスが殴ったり銃を撃ったり魔法を出したりする感じなので、操作感は普通のアクションとあんまり変わりないと思います。
実は6軸対応ゲームで、コントローラーの傾きを取り入れています。ID入手の時は、釣りの竿を立てる要領でコントローラーを上に振れば引っこ抜けます。ボス級の敵は引っこ抜くだけじゃだめで、コントローラーをシェイクしたり傾けたりする前操作が必要になります。そこが面白いという人もいれば、めんどくさいという人もいるかも。
エレンとキーツのフォークスはほとんど同じだけど、一部は重複していなくて、更に同じフォークスでも効果が違うのが面白い。キーツのフォークスは近距離多めだけど強いので使い勝手が良い。エレンは遠距離系も豊富で、同時使役ができるのが便利。ばりばり薙ぎ倒せる感じではないけど、戦争界の兵士を強化して中距離波状攻撃かけるのが強すぎてID取る前に倒してしまう(笑)
レベル概念はないですが、ランクが上がればHPが増えます。また、フォークスは個別に強化することが出来、それによって消費を減らしたり攻撃力を上げたりできます。
あとは回復アイテムを所持できないので、ボス戦はなかなか緊張感あります。普通のステージ戦は敵を倒したり石を壊したりした際に確率で回復アイテムが出るので、それを取ると回復します(取った瞬間使うのでストックはできない)。
エレン編戦争界のガルガンチュアとキーツ編海底都市のクラーケン(裏ボス?)は死にまくって死にまくってもー大変だった(笑)。ラスボスも大変だったなー攻撃よけるのはそんな難しくないんだけど、一発でも当たったらHPゲージがすごい減る!あと長い。

・キャラとか
エレンとキーツは年の差っぽいなと思って勝手に萌えてたんですけど、実際はエレンは少女っぽい二十代でキーツはおっさん臭い二十代だった(笑)。あと二人の関係にロマンスが、とかなくて超さっぱりしてた(笑)…んだけど、終盤に思いがけない萌えが詰め込まれてて満足です!
しかし五章のキーツはヒーローすぎてかっこええ…! キーツの見た目がくたびれたおっさんみたいなのに、どうも言動がSっぽいところに萌える(笑)
エレンちゃんのコスチューム替えられるのがわかってるな!(笑)って感じで良かったです。妖精の霊衣とか可愛いし、白夜の霊衣も好きです。しかし黄昏の霊衣は頭隠して尻隠さず!ってプレイヤーみんな心の中で叫んだと思う(笑)

ラストの真実はわかって良かったと知りたくなかったが半々という絶妙さでした。エンディングの画と音楽がすごく綺麗で泣ける。最後に流れる主題歌が余韻ブレーカーだけど(笑)イントロはすごい雰囲気あって好きです。ENDマークからタイトル画面に戻りたくなくてしばらく放心してしまったわ。
死の概念、死者との関わりを描いた、深い作品でした。

FolksSoul -失われた伝承-FolksSoul -失われた伝承-
(2007/06/21)
PlayStation 3

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魔人と失われた王国っていうゲームも雰囲気が似てるので気になるなー

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