2010

05.11

新刊

「和菓子のアン」坂木司
読みました。
高卒のぽっちゃりさんな女の子が進路に悩んだ挙句デパ地下の和菓子屋で店員するぜ!って話です。
短編シリーズでほのぼのと読めます。面白かった!
他作品の新井クリーニング店やハチさん便の名前が出てきてちょっとにやりです(笑)。
坂木さんって、初期の作品は人間関係が閉じてるというか一部の人で濃いままの印象で終わってたような気がするのですが、だんだん作風を確立してくると、今度は外へというか、交流の輪が広がっていって、なおかつさらっと爽やかな雰囲気になったような気がします。
いろんな業界を舞台に書いているので新鮮で面白いのですが、根底のテーマはわりと一緒だと思います。人情物でほろっとするのがいいなあ。なにより主人公が等身大でいいなあ!と思います。ちょっと怠け者だったり楽をしたがったり、将来の夢なんてわかんなかったり、誤解をしたりされたりの普通の主人公が、ちょっとずついろんな人と交流していって、いろんな価値観を知る、みたいな。そして主人公が一生懸命。たまに恋愛要素を淡くうすーく匂わせてたりするのもさりげなくって大好物です。
ホテルジューシー、シンデレラ・ティース、ワーキング・ホリデー、切れない糸、あたりはどれも大好きですよ…!
ということでホテルジューシー再読れっつらごー

和菓子のアン和菓子のアン
(2010/04/20)
坂木 司

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