2011

02.18

読んだ本

最近漫画ばっかし買ってます!

「第二音楽室」佐藤多佳子
「聖夜」佐藤多佳子
前者が短編・中編集、後者が長編のシリーズ物、というよりは音楽をテーマにしたオムニバス物です。
合奏・合唱・アンサンブルとりどりでわくわくしてしまいました。佐藤さんの作品は、ナイフのようにぐさっと刺さる。高校生のときこの人の作品と出会ってたらどう読んだかなあと思う。
リコーダーアンサンブルの話が面白かった。西澤のある種の鈍感さ、この年の女の子だったらなにこいつって思うのわかる!わかるよ!って思うんだけど、こういうタイプがいい男になると思うので読みながらニヤニヤ。デュエットの話も短いさらっとな話なんだけど微笑ましくていい。
聖夜は良い話だった…! 家出以降の展開がずっと泣ける。
佐藤さんの作品は男主人公の扱いがシビアでぐさっとくる。普通の思春期物って感情移入して(自分を重ね合わせて)泣けたり感動したりなんだけど、佐藤さんの作品って自分が単なる読者で何もしてあげられないことが悔しくて泣ける感じ。
第二音楽室―School and Music第二音楽室―School and Music
(2010/11)
佐藤 多佳子

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聖夜 ― School and Music聖夜 ― School and Music
(2010/12/09)
佐藤 多佳子

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「短劇」坂木司
ショートショートがぎっちり26編詰まってます。帯でさんざ黒いとかブラックとか煽られてますが、そんなでもなかったかな。例えるなら星新一レベルのブラックさ。嫌悪感やぞぞっと感は若竹七海さんの方がとんでもないと思う。坂木さんのはあんまり登場人物を突き放した感じがないからだと思う。
けっこう微笑ましい話も混じってました。最初の二編とか割と好みです。しかし「秘祭」はおっそろしー話だ。そりゃ裏切り者!って叫びたくなるわ。
短劇 (光文社文庫)短劇 (光文社文庫)
(2011/02/09)
坂木 司

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以下ラノベ
「ハイウイング・ストロール」小川一水
古本屋さんで見かけて思わず買ってしまいました。小川さんのソノラマ作品ってこちら郵政省特配課と千マイル急行ぐらいしか知らなくて。
ちょっと古い作品ですが、単純明快さがイイ!
世界観つかむまでは数頁かかりますが、いろんな設定を詰め込んで覚える必要はなくさらっと読めます。
空を飛ぶ浮獣を倒していく飛行機乗り(ハンター)の話。右も左もわからず突然飛行機乗りにさせられた少年の成長物語です。飛行機にもいろんなタイプがあって、タイプ別に闘い方も違うというのが読んでてなかなか面白い。
恋愛部分もけっこうがっつりで、初小川作品がお互いの恋愛感情も確認しないような超プラトニックの復活の地だったので描写にわりとびっくりした(笑)。復活の地はいまでも一番好きな小川作品だなー あの主人公のめためたな打ちのめされ具合にのめり込む。
今回は年下少年のカップリングに戸惑ったけど、サバサバお姉さんと男っぽい少年の組み合わせで、色恋よりも戦友・共闘者っぽい関係がなかなかいいです。
終盤はわりと少年漫画的な燃え展開でなかなか奇麗にまとまってて面白かった。
ハイウイング・ストロール (ソノラマ文庫)ハイウイング・ストロール (ソノラマ文庫)
(2004/02)
小川 一水

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以下まんが
「くおんの森 3」釣巻和
わーい新刊です! まさかお母さんメインで二話使うとは… 画面の使い方がやっぱり良いなー 母の背中を追っていく見開きの演出とかすごく好きです。
しかし一枚絵のセンスがありすぎる! 毎回カバー裏や中表紙、目次のデザインまで本当に楽しみです。
最初は主人公が不思議な世界の住人に巻き込まれるドタバタものだと思ってましたが、だんだん幻想物語!って感じの作品になってきましたね。モリが女の子の姿なんだけど、徹底的に女性性を排除しているというか、中性的な感じを保ってるのがいい。女の子的な可愛さで言えば、クラスメイトの桜田さんや深町さんの方が圧倒的に勝っているのがまた。というか女の子はどの子もかわいい。
「うさぎ装束」も買ったけどびーえるでびっくりした…
くおんの森 3 (リュウコミックス)くおんの森 3 (リュウコミックス)
(2011/02/12)
釣巻 和

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「マギ 1~7」大高忍
アラビア的ファンタジー。最初は主人公のキャラがつかめなくてストーリーの方向性がよくわかんなかったけど、三巻辺りでしっかりと定まってきたので面白くなってきました。
世界を旅する的な単純明快な冒険ものと思いきや、国と国との力関係や王政への疑問なんかにも踏み込んでいくのでいろいろ複雑で面白いです。週刊連載物って展開が遅いイメージがあるのですが、わりとさくさく進んでます。
カラー絵が綺麗で主人公がかわいい。女性作家にしては、キャラの造形と言うか描き分けと言うか、思いきっててすごい。モルさんがかわいくて好きです。
マギ 1 (少年サンデーコミックス)マギ 1 (少年サンデーコミックス)
(2009/12/18)
大高 忍

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「ぎんぎつね 1~4」落合さより
主人公は神様の使いのお狐様が見える神社の娘。現代ファンタジーっぽいのかと思ってたけど、お狐様が見えるのは主人公だけで、内容的には女子高生の友情とか思春期の悩みとかのほのぼのものです。(ただし、あとの巻で他にも見える人が出てくる)
全然違うタイプの女の子が仲良くなる様子とか好き。ジャンプのレーベルにしては珍しい作風だ。
ぎんぎつね 1 (ヤングジャンプコミックス)ぎんぎつね 1 (ヤングジャンプコミックス)
(2009/09/18)
落合 さより

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「青の祓魔師 1~5」加藤和恵
悪魔の血を引く少年が、エクソシストを目指す話。
絵のタッチといい、キャラや世界観の雰囲気といい、好みどストライク来ました…! 読む前は現代ファンタジーっぽいのかと思ってたら完全なるファンタジーだった。ちょっと学園物っぽいところも好み。
主人公が少年漫画っぽく単純熱血馬鹿の落ちこぼれなんですが、料理が得意とかちょっと萌える。冷静沈着優等生の弟と仲がいいのか悪いのか、で結局すごく仲良いんじゃん!って感じが好きです。
あと女の子がすごいかわいい。もっと女の子出してくれー!
続きが読みたすぎる。まだ5巻までしか出てないなんて…じりじり。
青の祓魔師 1 (ジャンプコミックス)青の祓魔師 1 (ジャンプコミックス)
(2009/08/04)
加藤 和恵

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