2017

06.05

文更新

文/現代/短編
「満ちる月の瀬」(花咲くつぼみ続編)更新。

10年以上前の、読み返すのも恥ずかしいやつの続編をなぜ書いた…
実は本編書いたときに対になる話を書こうとしていて、タイトルも決めていました
書きかけてはいたけどちゃんと内容が思いついてなくて放置してたのを今回サルベージ…という感じ
いや、書こうとは思ってたんだよ…と思いながら書いてなかったいつものパターン

更新:  トラックバック(-)  コメント(0) 

    2017

06.18

読んだ本

タニスリーとか

幻獣の書」タニス・リー
気になってたのでタニス・リー。
幻想的な雰囲気で、キャラに感情移入するというよりは伝承を読んでいるようなイメージです。
とある呪われた血族の男とその妻の物語が、入れ子構造で語られます。章立てて分かれている一見別々の話が、実は全部同じ流れに繋がっていくところが巧い。
体言止めが多くて文体に癖があるので慣れるまで読みにくく、話も全体図を把握するまではよくわからないのですが、いつの間にか引き込まれているという不思議な作品だった。あと男女の交わりもテーマになっているので、淫靡な感じがあります。

死せる者の書」タニス・リー
墓の案内人が、それぞれの墓にまつわる小話を語る。説話集みたいなイメージの短編集です。キャラ描写よりも個々のすじがきを見せるのがメインな感じ。
異形の者や狂気や破滅などのストーリーですが、重すぎず、巧い語り手だなあって印象あります。

狂える者の書」タニス・リー
平行世界のパラダイス・パラディス・パラディのそれぞれの出来事を追っていく。
パラダイスに住む殺人鬼の兄妹は、伯父が別世界に遺した遺産を手に入れようと、相続人であるパラディの画家を殺そうと計画する。役者にもてあそばれたパラディスの若い娘は精神病院に入れられ、のちに同じく病院に入れられたパラディの画家の運命に影響を及ぼす。どこまでが妄想でどこまでが現実なのか、不思議な構造の話。
ちなみに上記含む三冊はすべてパラディスの秘録というシリーズですが、架空の街パラディス(平行世界のパリ)が舞台になっているとのことです。

ゼロ時間へ」アガサ・クリスティー
名作と名高い作品なので、興味が出て読んでみました。
世のミステリ小説は人の死が始まりとなって展開する。しかし、殺人の起こるゼロ時間へ向かっていろいろな出来事が収束する、事件は本当はその前から起こっているのだ…という話が冒頭で語られる。
群像劇風に複数の人のエピソードが展開され、事件となるゼロ時間が近づいていく緊迫感。それぞれのエピソードに何気なく多彩な伏線がばら撒かれ、終盤の回収具合が巧いな~~と。
最初はバラバラの話なんだけど、そこが退屈にならず、さすがに読みやすいしわかりやすい。70年も前にこんなタイプのミステリが書かれてたのがすごい。

上流階級 富久丸百貨店外商部II」高殿円
外商部でバリバリ稼ぐキャリアウーマン静緒の話、第二段。まさか続編が出るとは!
ますます稼ぐようになった静緒が、客との距離の取り方や自分の仕事の意義を考える巻。桝家の性的指向の話と家族の確執にも触れてますが、やっぱり仕事の話が面白いです。

以下まんが
BEASTARS 2~3」板垣巴留
アクシデントにより代役で舞台に出ることになったレゴシ。1巻に緊張感があっただけに、これやっぱり青春ドラマかな?と思った矢先の3巻ですよ…
草食動物に対する飢餓感を抑えきれない肉食動物の、社会の闇に踏み込む3巻終盤。ますますどういう方向で書いていくのか目が離せない~
でも卵を生む鶏女子の話は息抜き回っぽくて楽しかった(笑)


シリーズや長編物で、巻数が多くて追い切れてなかったり好みが変わってしまったりして、途中から感想書いてないときがあります
あと、読んでてもマンネリ化してて新しい感想が思い浮かばなかったり、最終巻まで読んだけどタイミング逃して感想かけてないときとかある

読書三昧:  トラックバック(-)  コメント(0) 

 |TOP